第20回 ヴァンサンク・ふれあいカフェを開催しました
今回始めて参加される方が3名いらっしゃいました。いつものように「笑いヨガ」からスタートしました。始めての方は緊張されていたのか、なかなか笑い声が出にくいものです。でも、周りの方が笑っている姿を見ると、つられて楽しそうに笑っているのが印象的でした。涼しくなってきたこともあって身体を動かすには最適でした。
ティータイムで休憩したあとは、
『地域で安心して暮らして行くために』をテーマにして、「どのような介護サービスがあるのか」、「どのような方が利用しているのか」など、認知症ケア専門士の資格を持つ3名の職員から詳しい説明が行われました。まず、介護老人保健施設ヴァンサンク(ディケア)での1日の流れや行っているレクリエーションの説明が行われました。デイケアでは毎日3種類のレクリエーションから自分が参加したいものを事前に選んで参加してもらっており、ハンドマッサージやメイクなども行ったりしています。
続いて、入所フロア(認知症専門棟)での1日の流れの説明が行われました。認知症専門棟では、毎日16時頃になると歌レクを行っているのが特徴です。夕方になると夕食の準備などで忙しかった主婦をされていた時の記憶からか、ソワソワとされる方が多いのですが、歌を唄うことで皆さん落ち着かれて楽しそうに歌に集中されております。
また、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)ヴァンサンクソレイユでの1日の流れや、日々どのような生活をしているのかなどの説明が行われました。ヴァンサンクソレイユでは、山本医院や嘉誠会訪問看護ステーションなどと連携を密に図り、定期的な医師の訪問診療や、訪問看護ステーションの看護師が入居者の健康管理をサポートしていることに加え、認知症介護実践者研修を終了している職員が6名配置されており、認知症の方にふさわしい充実した介護が提供出来る体制が整っていることなど説明がありました。
その後は皆さんから、「利用料金はどれくらいかかるのか?」「介護老人保健施設と特別養護老人ホームはどのような違いがあるのか?」「要介護認定を受けるにはどうしたかいいのか?」など数多くの質問がありました。
また、介護老人保健施設ヴァンサンクには介護に限らず日々の生活で困ったことがある時にお話しをお伺いする「地域連携室」があります。地域連携室には、介護支援専門員や社会福祉士、経験豊富な支援相談員が従事しています。地域連携室では施設介護だけに限らず、自助・互助・公助・共助を駆使した様々なサービスと地域との橋渡しを目指して取り組んでいますので、お近くにお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください。
次回のヴァンサンクカフェ・ふれあいは11月15日(木)に開催予定です。
第21回 ヴァンサンク・ふれあいカフェのご案内
これからの時期に特に気をつけたい感染症対策について、介護老人保健施設ヴァンサンク山下隆史施設長(医師)にお話しをお伺いする予定ですので、お気軽にご参加下さい。
朝晩が寒くなってきましたので体調を壊さないようにお気をつけください。