第7回ヴァンサンクカフェふれあい(認知症カフェ)を開催しました
第7回 ヴァンサンクカフェふれあい(認知症カフェ)を開催しました
本日は、『誤嚥予防について』をテーマに開催しました。
加齢に伴い筋肉が弱ってくると口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。
そこで、当施設の言語聴覚士が誤嚥に陥ることになる原因とその予防方法等の説明を行った後、お口の代表的な体操の一つで、食べものを上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための「パ・タ・カ・ラ」体操(発声の運動)や「パタカラだけの歌詞」で〈キラキラ星〉・〈うさぎとかめ〉を歌いました。みなさん大きな声で発声されていました。
また、脳梗塞が原因で脳血管性認知症を発症し、当施設を以前ご利用されていた奥様を介護していた立場から、その旦那様が奥様の闘病生活や、介護されていた頃のお話をしていただきました。
旦那様曰く、認知症の方やその予防に限らず、私たちがいつまでも元気でいるためには
①冬場にマスクをして風邪を防ぐのと同じく、食事をする時にはお腹と相談して食べ過ぎには注意して下さい。
②歌を歌うなどして大きな声を出して口を動かして下さい。
③積極的に外に出て散歩をして下さい。
④若かりし頃を思い出して、時には夫婦で手を握ってお話をしてください。お一人の方も、色々な人が集まる場所に積極的に出向いて「恋」をしてください。外に出ることが困難な人も、テレビなどで好きな人を作って下さい。そうすることで、血流も良くなり大きな病気を防ぐことになると思います。
皆さんも、この四つのことに気をつけてください。と今までの経験を踏まえてお話いただきました。
最後に、みんなで〈夕焼け小焼け〉を合唱することになりました。
しかし、みなさん歌い始めると「夕焼け小焼けの・・・」 「赤とんぼ」??
何かが違う!「これ、赤とんぼや~!」(笑)
気を取り直して、「夕焼け小焼けで日が暮れて」と大きな声で合唱し、本日のカフェも楽しく終えることができました。
第8回 認知症カフェのご案内
次回は10月19日(木)に開催予定です。
「秋だよ!身体を動かそう!!健康体操」をテーマに行いますので、ご興味のある方は是非お気軽にご参加ください。