介護老人保健施設の管理栄養士分科会を開催しました。

2018/01/19

東住吉区や住吉区、阿倍野区や西成区、住之江区、平野区で運営している大阪市南部に所在する介護老人保健施設14施設・15名の管理栄養士が一同に集まりました。
4つのグループに分かれ、ワールドカフェ方式でディスカッションしました。
 平成30年4月に施行される診療報酬・介護報酬同時改定の諮問が答申され、対応に追われている施設も多いかと思います。栄養関連では、通所リハビリの「栄養改善加算の見直し」や「栄養スクリーニングに関する加算の創設」、老健施設の「療養食加算の見直し」や「多職種が協働して低栄養状態を改善するための新たな加算」「入院先医療機関との間の栄養管理に関する連携」などの栄養改善にかかる取り組みの推進に向けて多岐にわたる改定が予定されています。そこで、各施設でどのように考えて、どのように対応するのか等の情報共有を図りました。また、一方で食形態の種類や課題、ソフト食の導入、栄養補助食品に関することなど、日頃より疑問に感じていることや課題となっていることを中心に話し合い、自施設に活かせる情報を話し合いました。
本日の分科会に対するアンケートでは、「他施設の栄養士との関わりやお話を伺う機会が余りない為、色々と日頃の疑問点が聞けて良かった」や「とても話しやすい雰囲気で良かった」「時間が足りないぐらいで、またこのような機会を作って欲しい」「色々な課題について少人数で話し合いが出来てすごく参考になりました」等のご意見を頂きました。
管理栄養士は施設の中で一人職種である施設も多いため、今回の分科会を通じて複数の異なる施設で勤務する管理栄養士同士が情報共有を図ることで、利用者様へより良いサービスを提供するためのディスカッションになったように感じました。