第15回ヴァンサンクふれあい・カフェを開催しました
まず、始めに1月より実施している笑いヨガからのスタートです。
5月なのに夏のような暑さですが、みなさんその暑さを吹き飛ばすぐらいの大きな笑い声をだして行ってくださいました。
体操終了後はカフェタイムへ。
汗もよくかかれたので、アイスコーヒーやオレンジジュースのご注文が多く、皆さんおいしそうに飲まれていました。何度も来られている方も多く、すっかり職員とも顔なじみとなり、楽しそうにおしゃべりしている姿も見られました。
その後は介護体験談として、
以前、当施設を利用されており18年間介護をされた旦那様による「妻の介護」と、当施設の療養担当係長による「母親の介護」の講話を行って頂きました。
妻の介護体験談として、くも膜下出血により奥様が倒れられ、ご自宅で看ておられましたが、だんだんと食事量も減り、ADLが低下していくのが見受けられ施設にご入所されました。その後リハビリなどを経てご自宅へ戻って生活されておりましたが、あの時を振り返り、あのまま自分1人で介護をしていたら自分自身が倒れてしまっていた。介護をするには1人で抱え込まず周りの協力が必要だとお話して頂きました。
続いて、母親の介護体験談として当施設の療養担当係長がお話しをされました。仕事で介護をしている立場であったのに、「まさか自分の母親が・・・」という思いもあり、認知面が低下していってる事を受け入れられず、怒ってしまったり、きつくあたってしまうこともあったそうです。「介護の仕事をしているのに」という思いや、苦労することも沢山あったが、いろんな施設サービスを受け、家族同士で協力することで、今でもご自宅で母親の介護をしているとお話されていました。
ご参加された皆さんは、介護体験談ってこともあり、うなずいて共感する面もあったり、メモをとるなどして真剣に聞かれておりました。
次回のヴァンサンクカフェ・ふれあいは6月21日に開催です。
内容としまして、当施設の施設長である山下隆史先生に「熱中症対策について」の講義を行う予定ですので、お気軽にご参加下さい。
季節はずれの暑さが続いていますが体調の管理にはお気をつけてお過ごし下さい。