第18回ヴァンサンク・ふれあいカフェを開催しました
8月中旬、暑い日が続いており雨の予報が心配でしたが、幸いなことに雨も降らず11名の方にご参加いただきました。
まずは、恒例となった笑いヨガから行いました。笑いヨガの内容は皆さん既に体に染み付いているようで、始めの動きを説明するだけで自然と体が動いていました。初回の頃とは違い笑い声も動きも大きくなりました。慣れてくると違うもんですね。
カフェタイムの後は、以前嘉誠会リハビリテーションセンターで勤務されていた 森ノ宮医療大学 副学科長 横井 賀津志教授 による『今日からはじめる 認知症の方を地域で支える』の講義を受けました。
ご自身の体験談を交え、参加者の皆さんに問いかけながら、認知症の方は「どのようなことを」「誰にされたか」等は忘れるけれども、『嬉しい』や『楽しい』『悲しい』『怖い』などの形容詞は頭に残るので、「負」のイメージではなく「正」のイメージが残るような対応を心がけることが非常に大切であるなど、認知症の方やそのご家族の思いや行動などをご説明くださいました。
また、『認知症になりにくい生活習慣』として、
① 日記をつける。この時に「特に~が」を付け加える
② 毎日少量の魚を食べる
③ 調理をする
などが大切であるとご自身の生活習慣を交えながら、皆さんにも分かりやすくご説明くださいました。
その他にも、数多くのお話をしてくださり皆さん熱心にメモを取ったり、「あ~そうなんやね」と納得しながら有意義な時間を過ごされていました。
今回、「認知症」という病気のことを学んで、「みんなで支えることができる地域づくり」を目指して本日のカフェを終えました。
次回は、9月20日(木) 13時30分より
言語聴覚士による「誤嚥予防と口腔ケアについて」の講義を開催します。
皆さまの参加お待ちしております。
暑い日がまだ続きますが体調など崩さないように気をつけてお過ごしください。