第17回ヴァンサンクカフェふれあい(認知症カフェ)のご案内
介護老人保健施設 ヴァンサンク
第16回ヴァンサンクふれあい・カフェを開催しました
6月の梅雨の時期ですが、天候に恵まれているようで今回も雨も降らず良い天候で開催することができました。暑い中、10人もの方に参加して頂けました!
今回も笑いヨガでスタート。笑いヨガは少しずつ覚えてこられたようで説明より先に身体が動いている方もいました。激しい運動ではないですが、やはり笑いヨガは身体が温まるようで、冷房が効いた部屋でもすぐに暑くなり、皆さん汗をかかれていました。
本日の本題では施設長の山下医師より「熱中症について」のお話を頂きました。熱中症とは暑い環境で生ずる健康被害の総称です。
◆高齢者は脱水になりやすい!◆
身体の水分量は幼児が体重の約8割なのに対して大人は約6割、高齢者は約5割となっており、加齢と共に少ない状態となっています。その為、「高齢者はもともと脱水傾向にある」といわれています。
また、高齢者は…
・喉の渇きを自覚しにくいため水分摂取量が少なくなる
・加齢で腎臓機能が低下(腎臓で水分の再吸収ができず、水分がそのまま尿へ流れてしまう)
・筋肉量の減少(循環血液量が減っている)
等が加わる為、脱水状態になりやすくなってしまいます。
熱中症による救急搬送も高齢者が最も多くなっており、熱中症の約4割が自宅で発生しているそうです。これからもっと暑くなっていく為、注意が必要ですね…。水分補給はしっかりと行うことと、冷房等を上手に使って体温調整をして熱中症を予防していきましょう。また、冬でも熱中症になることがあるとのことなのでどの時期も油断できませんね!
熱中症についてのお話の後は管理栄養士より、脱水予防に役立つ経口補水液の作り方を教えて頂き、試飲しました!また、OS-1も試飲して味比べも行いました。どっちの方が飲みにくい、飲みやすい等様々な意見が出ていました。
◆経口補水液の作り方◆
材料をペットボトルに入れて軽く振り、混ぜるだけです。
【材料】空のペットボトル1本
水 500ml
砂糖 大さじ2と1/4(ペットボトルキャップ6杯分)
塩 小さじ1/2(ペットボトルキャップ内側1杯分)
お好みでレモン汁・グレープフルーツ果汁など少量
※手作りですので、その日中に飲用するようにしてください。
次回のヴァンサンクカフェ・ふれあいは7月19日に開催です。
内容は、「夏バテ防止対策」となっております。これからの暑い時期に必要な、夏バテ防止に役立つ内容となっておりますので、お気軽にご参加下さい。